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文化が交わる素敵な街へ……平岡 正さん

文化が交わる素敵な街へ……平岡正さん

自分のワイナリーをつくりたい

平岡 正(ひらおか ただし)
大三島地域おこし協力隊/2021年度着任/愛媛県出身

Q 応募した理由は?

A ワイナリーを作ってみたいという思いが昔からあり、ワインエキスパートの資格を取ったり、長野のワイン用ぶどうの栽培、醸造の学校に行ったりしていました。そこで、やるなら出身地である愛媛県でと思い、候補地を探しているうちに大三島に巡り合いました。  大三島は降水量が比較的少なく、日照時間も長いため、ワイン用ブドウの栽培に適しています。しかも「大三島みんなのワイナリー」というワイナリーがすでにあり、実際に飲んでみたところすごくおいしく、ここでワイン造りについて学べればと思い、地域おこし協力隊に応募しました。

Q 隊員になって良かったことは?

A サラリーマン時代に夢に見ていたような環境なので、隊員になって良かったなと思います。ブドウの苗木を植えられる畑を探して地元の方と話をしている時にも、協力隊だと伝えると安心して話を聞いてもらえる気がします。

Q 日々の活動内容は?

A 現在は「大三島みんなのワイナリー」で研修をしています。ゆくゆくは自分のワイナリーができればいいなと思っています。  地元の方と話していると、昔はこの山全部がミカン畑だったという話をよく伺います。大三島は移住者の方も増えて、就農する方も多いですが、それでも耕作放棄地は増えており、私も微力ですが耕作放棄地再生のお役に立てればと思っています。

大三島みんなのワイナリー醸造所(大三島町宗方5208-1)
■TEL・FAX 0897-72-9377(見学要問い合わせ)

Q 大三島ワインを嗜むには?

A  大三島みんなの家という元法務局の建物をリノベーションした木造の建物でみんなのワイナリーで作られたワインの販売をしています。試飲もできますし、とても雰囲気のいいお店です。週末にはイノシシ肉のカレーもあり、臭みもなく本当においしいです。 これからワインをはじめ、いろいろな文化の交わる街になってほしいなと思います。さらにワイナリーが増えていって、ワイナリーツアーができるようになるといいですね。

大三島みんなの家(大三島町宮浦5562)
■10:00~16:00(月曜定休)
■TEL・FAX 0897-72-9377

※この記事は「広報いまばり 令和3年11月号」より引用いたしました(掲載の情報は取材日時点のものです)。

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