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地元を愛する気持ちは全てを良い方向へ…森重 正浩さん

地元を愛する気持ちは全てを良い方向へ…森重正浩さん

しまなみ海道を幸せの通る街道へ

森重 正浩(もりしげ まさひろ)
大島 宮窪地域おこし協力隊/2021年度着任/広島県出身

Q 応募した理由は?

A 「Massaの日本のレストランは必ず幸せの通る道になるよ」フランスとイタリアのレストランで4年半働いて帰国する時にフレンチアルプスの山の上のシェフが言った言葉です。  「日本に帰ったらどうするんだ?」まだはっきりと決めていませんと答えると「日本に帰国したら地元に帰って、地元の食材を使って、地元の人たちに美味しいフランス料理を作ってあげなさい」とも言われました。その言葉がずっと胸の中にあり、いつかは出身地である瀬戸内でレストランを開きたいとずっと思っていました。

1990年 フランス アヌシー フレンチアルプスの山のレストラン

Q 隊員になって良かったことは?

A 移住して半年が過ぎますが、農家の方や漁師さんたちはいつも楽しい話を聞かせてくれて、ユーモアにあふれるイタリアのおじいちゃんおばあちゃんのようです。剣道の朝練を終えた小学生たちは、いつも元気いっぱいにあいさつしてくれます。

Q 日々の活動内容は?

A 今後は瀬戸内の食材を自分なりに生かし、地域の方々はもちろん、ヨーロッパの友人たちも喜んでくれるワクワクするようなレストランを作り上げたいと思っています。 しまなみの野草や自生する花、木の実、ジビエ、魚介類、果物、野菜、ハーブなどを使って、半径5km以内の食材で島の四季を感じるフランス料理のコース料理を作ってみようと思います。

瀬戸内の地場産品の魅力と生産者の想いをお皿に載せて
帆立貝と吉海のカボチャのスープ仕立て瀬戸の島々
宮窪のヒラメと伯方島の秋野野菜のマリネ
大三島サーモンのスモーク野生のクレンソン風味
野生のキノコの熊笹の香り柿のカルパッチョ添え

Q 今後の目標は?

A ヨーロッパに住んでいた頃はバックパッカーでヒッチハイクの旅をしていました。きれいな景色は時間と共に記憶が薄れていきますが、旅で出会った漁師のおじいちゃん、一緒にサッカーをした子どもたちと過ごした楽しい時間は鮮明に覚えていて、それらは素敵な想い出として人に話したくなり、また訪ねてみたいと思える場所となっています。  市長の言われる「市民が真ん中に」という気持ちで、住む人が誇りに思えるような笑顔あふれる今治市になるように少しでもお手伝いができればと思っています。

※この記事は「広報いまばり」より引用いたしました。

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