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関前地区(岡村島・大下島・小大下島)

通学校区

エリア概要

広島県呉市から繋がる「とびしま海道」の終点となる関前エリアは、3つの有人島である、岡村(おかむら)島、大下(おおげ)島、小大下(こおげ)島からなり、それぞれに独特の文化と歴史で栄えました。
瀬戸内海特有の雨が少なく陽当たりの良い温暖な気候と潮風によって、柑橘栽培が盛んな地域として栄えた岡村島は、今治港とを結ぶ航路が発着する岡村港を中心としたエリアに、市役所支所や診療所、JAの支店、郵便局、商店などが集積した行政、経済の中心的拠点としての機能を持っています。
今治市で最も離島らしい雰囲気を持ちながら、本州・広島県呉市と「とびしま海道」を経て陸続きという利便性から、近年はサイクリストや観光客の注目を浴びており、それに伴って地域おこし協力隊などの移住希望者が多く集まるようになるなど、静かな島がにわかに活気づいてきています。
岡村島の西隣には、全て石灰石でできている島として有名な小大下島があります。近代に入って石灰石採掘で栄えた歴史を持っており、ところどころにその歴史的遺産が残されています。石灰石を露天掘りした跡には、湧水が溜まって出来た大きな地があり、近年まで小大下島と岡村島の水源として活用されていました。
小大下島のさらに西隣、大三島町を望む位置には、柑橘栽培で栄えた大下島があります。映画やドラマのロケ地になったことがある静かな集落と、歴史ある白亜の大下島灯台が魅力的な島です。
公共交通機関としては、航路としては、今治港と大三島エリア南端の宗方港に向かうカーフェリー、高速船が、岡村島を起点に、大下、小大下の各島を経由して運航されています。また、岡村島ととびしま海道で陸続きとなっている隣の大崎下島からは、広島県呉市の豊(ゆたか)、上蒲刈(かみかまがり)、下蒲刈(しもかまがり)の各島を経由し、呉市中心部、広島市までの路線バスが運行されています。

スポット

正月鼻古墳公園

この古墳には箱形石棺が4基あり、そのうち2基から人骨、緑色凝灰岩精紡錘車形石製品、鉄剣、鉄刀など、5世紀初頭の珍しいものも出土しています。

ナガタニ展望台

標高125mにある白亜の展望台からは瀬戸内海の多島美や四国山系を一望でき、その景色は絶景です。

救世観音堂

この観音堂は、第三代飛騨甚五郎が釘を用いず、一切を楔でとめ建立したもので、大同年間(806年)弘法大師が一刀彫りをした救世観音堂像は秘法として安置されています。30年に一度ご開帳されます。(次回:2042年)

乗越海水浴場

美しい砂浜が広がり海水浴には最適です。

姫子島神社

島の中央にある大きな神社。1871年に三島大明神から改所し、現在にいたります。毎年2月11日、県の無形民俗文化財に指定されている弓祈祷というお祭りが催されます。

大下島灯台

明治27年から夜の水先案内として、現在まで航海の重要な役割を果たしています。来島海峡付近の灯台としては歴史が古く灯台ファンとしては興味ある灯台のひとつ。灯台近くの「大下みんなの広場」には、森繁久弥氏の詩碑もあります。

岡村大橋

岡村大橋は、呉から岡村島までの芸予諸島を7つの橋で結ぶ「安芸灘とびしま海道」のひとつです。橋長228mで、中ノ島と岡村島を結び隣接する平羅橋・中の瀬戸大橋とともに、安芸灘オレンジラインの愛称で呼ばれています。

生活関連施設一覧

市役所本庁・支所

関前支所 住所 関前岡村甲732
電話 0897-88-2111

公民館

今治市関前開発総合センター 住所 関前岡村甲2-5
電話 0897-88-2211

保育・幼稚園

岡村保育所 (休園中) 住所 関前岡村甲415番地
電話 0897-88-2903

観光

ナガタニ展望台 住所 関前岡村
正月鼻古墳公園 住所 関前岡村

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