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今日はこれで終わり。また明日から頑張りましょう。…馬越 通照さん

『今日はこれで終わり。また明日から頑張りましょう。』…馬越通照さん

今日やり残したことは明日に引きずらずに、一旦完結して終わりなさい。明日はまたきれいな朝日を眺めて一からスタートを切りなさい。という意味の伯母のメッセージです。

狩猟生活を続けながら伯方島に住み続けたい

馬越 通照(うまこし みちてる) 2021年度着任/東京都出身

Q 応募した理由は?

A 偶然のような必然です。次の2つのことが重なったためです。一つには、以前伯方島に祖父が住んでおり、毎年夏休みには尾浦港へ来て、海水浴をしていたため親しみのある土地であり、将来住もうと考えていたこと。もう一つには、昨年偶々広報誌で『地域おこし協力隊』の募集記事を見つけたこと。が重なったため。

伯方で眺める朝日
Q 実際に暮らしてみた感想は?

A イノシシの狩猟を目指すなど、今まで経験ないことの連続で毎日が楽しいです。

オリーブのハーブティーのセットアップ

Q 隊員になって良かったことは?

A 伯方の皆さんから、地域の行事や季節の食べ物を教えてもらうこと、都会では味わえない景色を 毎日堪能できることに幸せを感じています。お気に入りの眺望ポイントもできました。また、地域おこし協力隊員同士の仲が良く、いろいろと情報交換も活発に行われています。

同期の仲間たち12名と全員で記念撮影
Q 日々の活動内容は?

A 1つは伯方分校の存続に向けたサポートチームに入っており、動画づくりや外へのPRなど、分校が存続するために貢献できることにチーム一丸で取り組んでいます。 もう1つはイノシシの狩猟活動です。資格を取得し、今は罠の仕組みや猟銃による狩猟の仕方などを学びながら猟場を歩き始めました。先輩からは「一犬、二足、三に鉄砲」と教わり、狩猟をする上ではまず猟場を知ることが重要で、「山を歩いてどこに民家があるのか、獣道があるのか全体を把握すること。鉄砲や猟具はその次だ」と教わりました。

Q 今後の目標は何ですか?

A 狩猟生活を続けながら伯方島に住み続けることです。イノシシの解体施設を作りたいと思っているので、県内外へ視察を始めています。柑橘に興味があり、特にみかんが好きなので、栽培に適した場所で果樹園も開きたいと夢見ています。

青空を眺めておいしい空気を深呼吸
※この記事は「広報いまばり 令和3年12月号」より引用いたしました(掲載の情報は取材日時点のものです)。

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